そぞろ歩き
歳の離れたあの人と
イベントに出掛けたら
バケツをひっくり返したような雨に遭遇
傘の無い俺に
小さな日傘
お互い肩を濡らしながら
足早に側にある建物に入る
…参ったよな…
…うん。いきなりだね。
少しの沈黙に緊張しながら
…飯でも食う?
…うん。
そんな些細なやり取りでも
何故か心がざわめく
ただの友人?
ただの後輩?
いまは蓋をしておくよ
だって
今は一人じゃないし
楽しいから
この時間
楽しみながら
側に誰かがいる幸せをかみしめて
そぞろ歩き…
何処まで出来るか?
その結末は?
俺らが主人公だから
動けばストーリーは続くのさ…w