そぞろ歩き
歳の離れたあの人と
イベントに出掛けたら
バケツをひっくり返したような雨に遭遇
傘の無い俺に
小さな日傘
お互い肩を濡らしながら
足早に側にある建物に入る
…参ったよな…
…うん。いきなりだね。
少しの沈黙に緊張しながら
…飯でも食う?
…うん。
そんな些細なやり取りでも
何故か心がざわめく
ただの友人?
ただの後輩?
いまは蓋をしておくよ
だって
今は一人じゃないし
楽しいから
この時間
楽しみながら
側に誰かがいる幸せをかみしめて
そぞろ歩き…
何処まで出来るか?
その結末は?
俺らが主人公だから
動けばストーリーは続くのさ…w
季節は巡る
また
この季節が来た。
初めての旅だったな
いきなりの長距離
しかも
泊まり
それも二泊w
忘れた?
夢だったから
優しい時間が流れたのか?
幻みたいな
貴女の残像
はるw
大好きな花っていってたな
Ww
幻…
雨の夜だった
濡れるのはわかってたが
外に出た
あの公園の桜が
無性に…見たくて
お前と待ち合わせたあの場所だったな
あれから…3年
時の流れは無情
桜だけが俺等をみてた夜
夕日
夕日の中で
煌めく残像
辺りは静粛で
この世に存在するのは
俺と貴女だけみたいな
錯覚におちる
有り得ないけどw
こんなに近くにいても
手を伸ばせなくて
伏し目がちで
チラ見するのが
精一杯
この一瞬が永遠になるなら
引き寄せるかもw
まぁ
無理な話さ